こんにちは!KanadeBakoコミュニティマネージャーのありぱんです!
2026年1月15日、下北沢の「KanadeBako」にて開催された新春スペシャルイベントの様子を、前月のレポートフォーマットに沿ってダイジェストでお届けします!🖊️
今回のテーマは、バックオフィス・コーポレート部門に携わる私たちが一番悩むポイントである「キャリアの作り方」。そして新年らしく、みんなで「黒字(くろじ)」を願う書き初め大会も同時開催しました。笑いあり、深い学びありの2時間を振り返ります!
開催概要
- イベント名:バックオフィス・コーポレートキャリアを語る会! & 新春「黒字」書き初め大会
- 日時:2026年1月15日(木)19:00–21:00
- 会場:KanadeBako(下北沢)
- パネルディスカッション ゲスト:矢野 裕紀さん(会計事務所代表/SaaS×バックオフィスのプロ)、下白石 かずみ(しもし)さん(バックオフィス フリーランス/専門家)
- モデレーター:植西 祐介さん(株式会社コンダクト代表/『バックオフィス業務のすべてがわかる本』著者)
参加者のリアル:「この先、どうキャリアを描く?」
会場には、スタートアップの管理部門一人目の方から、創業100年企業の経営企画担当者、さらには独立を目指す士業の方まで、幅広い「経営を支える人」が集まりました。
「なんとなく配属されたけれど、専門性は身につくの?」「どこまで守備範囲を広げればいい?」「AI時代に自分の価値はどうなる?」といった、バックオフィス特有の「正解のない悩み」が、自己紹介の時点から熱く交わされました。
プロに聞く!「バックオフィス・キャリア」の本質
パネルディスカッションでは、士業・フリーランス・経営者という異なる視点を持つ3名から、バックオフィスとして生き抜くための「武器」の作り方が語られました。
1. ゼネラリスト?スペシャリスト?
「専門性を絞るべきか、広げるべきか」という問いに対し、登壇者全員が「圧倒的にゼネラリスト」という回答でした。
矢野さん:「僕はゼネラリスト。攻めも守りもしたい。相談されたらコーチングをしてやりたいことを引き出します。やってみないと分からないので、一旦目指してみることが大事。キャリアは歩きながら見つかるものです」
植西さん:「広くやるのが価値。色々なことに挑戦するといい。私自身も経営企画、経理、人事、法務とやってきました。相談された時は『T字型』を目指そうと伝えます。1つのところに根ざしていると挑戦しやすく、戻りやすい。資格でも経験でも、何か一つ強いものを持つのがコツです」
しもしさん:「圧倒的にゼネラリスト。バックオフィスの仕事は全体を見て繋がるので、どれか一つに特化しても足りないし面白みもありません。全体を把握していないと経営の役には立てない。ただ、スタートアップの何でも屋で行き場を失わないよう、自分が何が一番楽しかったのかを軸にすると良いです。拠り所となる資格を勉強しておけばよかったという思いもあります」
ありぱん:「ビジネス畑とバックオフィスを行き来できたのは良かったです。現場を知ることで思いやりを持てるし、チーム全体への貢献を考えられるようになります」
2. AI時代に求められる能力
AIツールが浸透するなか、これからのバックオフィスに必要なスキルについても熱い議論が交わされました。
植西さん:「最近はAIにエンジニア的な指示を出すこともありますが、そこで感じるのは『聞く力』『調べる力』の重要性。情報を引き出せるかどうかが重要で、もはやこれ自体がコミュニケーション能力ですね」
矢野さん:「結局はコミュニケーションに行き着きます。インプットが良くなければアウトプットも良くない。ChatGPTに相談する際も、ひたすら自己紹介して自分を知ってもらう必要があります。『作る』より『使う』ほうが好き。ITとコミュニケーションが鍵です」
しもしさん:「欲しい答えをもらうためのプロンプト力も大事ですが、返ってきた答えが正しいか判断する力も必要。会計事務所ではNotebookLMに情報を突っ込んで、メンバーが自己解決できる環境を作っています。ツールを入れる前に『業務を設計』し、会社のスタンダードを決めることが肝です」
ありぱん:「人間と一緒に仕事をするのが上手な人はAIを使うのも上手。また、日本語の機微に敏感な人や、仕事に対して美徳や執念を持っている人こそ活用できている気がします」
3. ツール導入支援や運用設計
矢野さん:「業務設計は一つのスキル。『仕組みを使う』『仕組みを作る』『どちらもやる』。人が作ったものの中で動くだけだと主体性が磨けません。作る側になることで、バックオフィスの中で光る存在になれます」
しもしさん:「ツール導入支援は圧倒的にキャリアにプラス。副業案件でもここを求められます。フロントからどう数字を持ってきてアウトプットを出すか。この仕組みを作れる人が圧倒的に少ないので、できるだけで価値が違います」
植西さん:「大手コンサルも業務設計で対価を得ている通り、非常に需要があります。ツール導入、士業の法律、上段の戦略支援など入り口は様々ですが、フローやコミュニケーションの設計はどこかで必ず必要になります」
4. 副業・複業のありなし?
しもしさん:「副業のメリットは、多社の会計処理や事業パターンを見れること。ただし、急ぎの対応を求められることも多く、本業との両立は至難の業。働き方や稼働スタイルを自分で主体的にコントロールする必要があります」
矢野さん:「監査法人時代は副業NGでしたが、独立してからは自分次第。経理部にいながら他部署の仕事をすることも一種の複業です。色々な経験を積むのはどんな環境でも良いことだと思います」
植西さん:「若い時期の5年くらいは、一度組織にガッツリ入って集中するのも大切。環境を自分で変えられる力、経営者と対等にコミュニケーションできる力を養わないと、責任感の薄い複業になりかねません」
5. もし人生をやり直せるなら?
植西さん:「高校で起業したい!社内ベンチャーやコーポレート系の会社を作りたいですね」
矢野さん:「1年目の自分に『外に出ろ』と言いたい。会計士としてのプライドや不安から社外に出るのが怖かったけれど、早いうちから社会の目から見た自分を知っておきたかったです」
しもしさん:「ちゃんと勉強して、税理士過程など拠り所となる資格を若いうちにとっておけばよかった。まとまった時間は後からだと取りづらいので」
ありぱん:「大学選びからやり直したいし、留学もしたい!でも、前の会社にはまた入社するかな(笑)」
さまざまな意見が飛び出し、あっという間の時間でした!
新春!「黒字」書き初め大会🔥
後半戦は、KanadeBakoのフロントスタッフであり、書道マスターでもある茂木さんによるレクチャーのもと、書き初めタイム!

今年のテーマは「黒字(くろじ)」。墨汁で書くから「黒」なのはもちろんですが、事業もキャリアも「赤字ではなく黒字に!」という縁起を担いで、全員で筆を執りました。

「翔」「整」「挑」……。参加者の皆さんが色紙に込めた想いはどれも力強く、最後は書き上げたばかりの色紙を手に、みんなで最高の笑顔で写真を撮りました!📸

参加者の声(抜粋)
「"キャリアは歩きながら見つかる"という言葉に救われました。焦らず広げていこうと思います!」
「業務設計ができるバックオフィスの需要が高いと知り、今の仕事に自信が持てました」
「他社の管理部門の方と、AI活用や副業のリアルな悩みを共有できて勇気が出ました!」
さいごに&次回のお知らせ📢
「バックオフィス」という、時に孤独で責任の重い仕事。でもここに来れば、同じ志を持つ仲間がいます。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
🗓 今後のイベント予定
2月4日(水)19:00〜:【超リアル!】AI×freeeの使いこなし術 SaaSマニアの猛者たちが、業務効率化の限界を突破する活用術を伝授します!
2月5日(木):クリエイター向け確定申告ワークショップ 毎年恒例!「わからない」を「安心」に変える、駆け込み寺企画です。
最新情報はSlackコミュニティ「KanadeBako」やPeatixで発信中です。
それでは、また下北沢でお会いしましょう👋!

